お口の中に自信はありますか?
歯周病はギネスブックにも載った、世界で一番多い感染症なんです。
- コイケ薬局薬剤師 (11月 1日)
慢性的な歯周病は、歯周病菌やその菌が作る毒素、炎症によって出てくる炎症反応性物質などが、歯茎の毛細血管を通して全身に送られ、それぞれの組織で悪影響を及ぼしています。
例えば
①心臓血管疾患
→歯周病菌が心臓の血管にとりついて感染を起こし心内膜炎を起こします。
②糖尿病
→歯周病菌の毒素や炎症反応性物質が糖の代謝を妨げたり、インスリンの働きを弱めます。
③肺炎
→唾液に含まれる歯周病菌が誤って気管支、肺に入ってしまうと、気管支炎や肺炎の原因になります。
他にも、歯周病は早産や低体重児出産のリスクを高めたり、骨粗しょう症のリスクを高める事が分かっています。
歯磨きも大事ですが、口腔内の乾燥も歯周病悪化の一因となります。これからの季節は要注意です。
健康の維持増進のために、健康診断だけでなく歯の定期検診もとても重要なのです。
まずは、お誕生日の月に歯科にかかってみてはいかがでしょう。