お薬嫌い攻略法-坐薬編-
坐薬の使用のコツ
坐剤が途中排出してしまったら…
挿入した直後に原形をとどめた坐剤がポロッと出た場合は、排出した坐剤をもう一度入れ直したり、新しい坐剤を挿入してもよいです。
挿入して数分経過していてすこし溶けた坐剤が排出された場合は、様子をみて熱の下がり具合や症状を見ながら判断しましょう。
解熱剤の坐剤は様子をみながら
解熱剤の坐剤は、なるべく使わないのが原則です。熱は細菌やウィルスをやっつけるための体の防衛反応なのです。多少熱が高めでも元気であれば様子をみてよいでしょう。本人がぐったりしていたり、寝つけない時など様子をみながら使用するか判断しましょう。水分をこまめに与えてあげる方が重要です。
坐剤の挿入法
坐剤の先端を
手で暖めたり水で濡らした後、指の第二関節が入るまで直腸に押し込む。
肛門の奥に
坐剤の末端が見えているようだと途中排出されやすい。
すぐ動くと出やすい
ので、保護者は足や腕で股間を押さえながら5分間ほど抱っこする。
肛門のしわを
何度ももんで奥に押し込み、10秒間ほど指やティッシュで肛門を押さえる。
肛門の奥に
坐剤の末端が見えてなければ途中排出の可能性は低い。
約5分後
おしめや下着の股間部分を脇からのぞき坐剤が出ていないことを再確認する。