食欲の秋、美味しい食材がたくさん収穫されます。スポーツの秋、運動会など身体を動かす機会も増えます。丈夫な骨を作るには秋が最適!?なのではないでしょうか。
骨は20~30歳代でもっとも丈夫になりますが、その後、年とともに弱くなっていきます。年をとることに加えて、食事でのカルシウム摂取不足や運動不足で骨のカルシウム量が減少することが原因です。骨折なしでいきいきと過ごすためには転ばないことと転んでも折れない骨にすることが必要になります。
丈夫な骨を作るには・・・
①欠食のない、栄養バランスのとれた食事をしましょう。
骨の健康に関わる栄養素は多いので、毎日欠食なくバランスのとれた食事を
することが重要です。特に骨を作るタンパク質は色々な食品を組み合わせて
とりましょう。
②体を動かしましょう。
カルシウムを骨に沈着させるために運動が必要です。散歩やゲートボールな
どの軽い運動を取り入れていきましょう。
③カルシウムを上手にとりましょう。
丈夫な骨の基本はカルシウムです。1日600mgが必要とされていますが、骨
粗しょう症が心配な世代はプラス200mgの800mg以上を目標としましょ
う。
例:牛乳コップ1杯(230mg)を飲み、ヨーグルト(150mg)を食べて、
野菜や大豆製品(420mg)を食べると、大体800mgのカルシウムをとるこ
とができます。
<カルシウムを多く含む食品>
牛乳などの乳製品、大豆製品、小松菜、桜えびなど
☆吸収率が高いのは乳製品です。
また、カルシウムの吸収を助けるビタミンD(鮭、しらす干し、きくらげ、干ししいたけなど)を一緒にとるとよいですね。
食事以外だと日光浴も良いです!