野菜で健康の維持・増進を

野菜には、それぞれ様々な栄養素が含まれています。多種類の野菜の多様な成分が相互に作用しあって、体内で多くの大切な働きをしています。

そこで健康を維持・増進するためには、1日に350ｇ以上の野菜をとることが推奨されています。

～ビタミン類～

★加齢やストレスに対抗し、がん予防も★

野菜のカロテン、ビタミンC・Eは、抗酸化作用が強く、活性酸素を除去します。

また、野菜の色素が抗酸化作用の強い物質として注目されています。

トマトに含まれるリコピン、ほうれん草やブロッコリーに含まれるルテイン、なすに含まれるアントシアニンなどがその例です。

 

 

～食物繊維～

★脂質改善★

水溶性食物繊維は血糖上昇抑制、コレステロール値や中性脂肪値を低下させる働きがあります。

★血圧上昇抑制★

野菜に豊富なカリウムは余分なナトリウムを体外に出し、血圧上昇を抑制する効果があります。

★食べすぎを防ぐ★

満腹感を得られやすく、糖尿病予防の強い味方。

★腸内環境改善★

食物繊維が腸内の善玉菌を増やし、腸内環境を整えます。また、便秘を防ぎます。

 

どのくらい食べたらいいのか？？

健康維持のために必要なビタミン・ミネラル・食物繊維を満たす野菜の量は、多種を組み合わせて1日350g以上です。

　　　　　　　　　緑黄色野菜　　　　　　　　　その他の野菜

（ピーマン、にら、ブロッコリー、人参、葉物類など）（白菜、玉ねぎ、きゃべつなど）

　　　　　　　　　　　　350 g  =  120ｇ　　＋　230ｇ

1日350ｇ野菜摂取の目安　

 

野菜炒め（140ｇ）野菜サラダ（70ｇ）煮物（70ｇ）

野菜サラダ（70ｇ）