発酵食品について

発酵食品について

 

◎発酵食品とは?

発酵食品とは「微生物の働きを利用して食べ物を変化させ、保存性を高めた食品」のことを指します。

例えば、納豆、漬物、味噌、ヨーグルト、チーズなどがあります。

 

発酵には主に3種類の微生物が関わっています。

 

カビ

麹菌(日本酒、醤油、味噌)

青カビ、白カビ(チーズ)

カツオブシカビ(かつお節)

酵母菌

酵母菌(酒類、パン、醤油、味噌)

 

細菌

乳酸菌(ヨーグルト、漬物)

酢酸菌(酢)

納豆菌(納豆)

 

 

◎発酵食品の効果

食品のうまみを引き出す

食品中のでんぷんやたんぱく質が微生物に分解され、ブドウ糖やアミノ酸に変化します。その結果、甘みやうまみが増し独特の風味を持つ、おいしい発酵食品になります。

 

食品の保存性を高める

そのままでは腐ってしまう牛乳も、発酵させてヨーグルトやチーズにすると長く保存することができます。

発酵に関わる微生物が腐敗の原因になる細菌の繁殖を防いでくれるため、発酵食品は保存性が高いのです。

 

腸内環境を整える

発酵食品には生きた菌がたくさん含まれています。

例えば、ヨーグルトや漬物に含まれる乳酸菌を摂取すると腸内に住む善玉菌の働きを助け、腸内環境の改善につながります。

 

朝食に味噌汁を飲む、間食にヨーグルトやチーズを食べるなど、毎日の食生活に発酵食品をとり入れましょう!!