アルコールと正しく付き合うために
お酒は適量守りましょう
新型コロナの影響で、お家飲みが増え、これから年末年始にかけてお酒を飲む機会が多くなるかと思います。体内でアルコールを分解するときに主にはたらく臓器は肝臓です。肝臓が処理できるアルコール量には限度があるので、適量を越えた飲酒をすると、肝臓はアルコールを分解しきれません。
1日の適量は一般的に「純アルコール量:約20~25g」程度の量です。お酒の席や酔いをほどよく楽しむためにも、お酒の適量を守りましょう。
<酒類別、適量の目安>
1日の飲酒の目安は、純アルコール量で20~25g程度です。
■お酒にかかわる病気
適量を越える飲酒が重なると、さまざまな病気のリスクが高まることがわかっています。
肥満、高血圧、脂質異常症、糖尿病などの危険因子になることや、アルコール性肝炎をはじめとするさまざまな肝臓の障害を引き起こし、肝がんに至る場合もあります。また、一回の飲酒量のみならず、長期間お酒を飲み続けていても病気のリスクを高めます。
■肝臓をいたわる暮らしの習慣
健康を守りながらお酒を楽しむために、以下に挙げた項目を心がけましょう!!
・週に2日は休肝日をつくる
・適量を守り、食事も一緒にとる
・強いお酒は、水などで薄めて飲む
・飲酒後の運動・入浴は要注意
・未成年者の飲酒は厳禁
・妊娠中や授乳期には飲まない
・年に1回は健診を受ける