食品ロスとは
「食べられるのに廃棄される食品」のことをいいます。
農林水産省の平成29年度推計結果では、日本の食品由来の廃棄物などは
年間約2550万トン出されています。日本人1人当たりの食品ロス量は、毎日134gでお茶碗約軽く1杯分になります。新型コロナウイルス感染拡大で、おうち時間が増え、さらに、食品ロスは増加傾向にあります。
例えば
・食べ残し
家庭や中食の食べ残し
・過剰除去
調理の際の野菜・果物の皮の厚むきや肉の脂身の切り落としなど
・手つかずの食品
購入後、食べないまま期限切れなどで廃棄するもの
~食品ロス削減により期待できる効果~
・ゴミの運搬・焼却に使用する燃料を抑えることで、二酸化炭素などの環境への
負担を減らせる
・家計における食費を減らせる
食品ロスを減らすために、できること
・買い物のコツ
新型コロナウイルス感染拡大予防には、買い物の回数や所要時間を減らすことが大事です。事前に買い物リストを作るなどして計画的に買い物するのがおすすめです。1週間の献立をあらかじめ考えておき、何が必要かをリストアップしておけば、買い忘れを防げるので安心です。多めに買っておいた食材を冷凍保存しておいたり、賞味期限の長い缶詰やレトルト食品を活用したりするのも一つの手です。缶詰やレトルト食品は災害時の非常食にも役立つので、そろえておいて損はありません。
・賞味期限・消費期限を正しく理解する
賞味期限・・・美味しく食べることができる期限。
消費期限・・・期限が過ぎたら食べない方がよい期限
・食材を上手に使い切る
野菜や果物の厚むきに注意しましょう!むいた野菜の皮なども調理し、食材を
まるごと使い切るようにしましょう
食品ロス レシピ
<大根の皮と塩昆布のきんぴら>
材料
大根の皮 1/2本
塩昆布 小さじ1
ごま油 小さじ2
みりん 小さじ1
醤油 小さじ1
作り方
- 大根の皮を4cmの長さに切ります。
- ごま油をひいてフライパンで1~2分炒めます。
- みりん、醤油を加えながら加えてさらに炒めたら出来上がり!!