今回は女性ホルモンの働きを助ける「エクオール」についてご紹介します!
・エクオールは大豆イソフラボンの機能の本質
大豆イソフラボンが女性ホルモンと似た働きをしてくれるというのは耳にしたことがあると思います。
その大豆イソフラボンは消化管内でダイゼインに分解されます。ダイゼインは腸の中で腸内細菌によって代謝され、「エクオール」に変化します。そして体内に吸収され、女性ホルモンのエストロゲンと似た働きをしてくれます。
・エクオールが更年期症状を軽減!
毎日10mg(1日の目安)のエクオール摂取で更年期症状以外にも
骨密度の低下の抑制、シワの抑制、LDLコレステロールの上昇の抑制
などに期待できると言われています。
・日本人女性の2人に1人は体内でエクオールを作れません!
日本人でエクオールを作れる人はおよそ2人に1人。その中でも十分な量を
作れる人は4人に1人と言われています。
・エクオール10mg(1日の目安)を作るのに必要な大豆食品の量
木綿豆腐2/3丁 又は 納豆1パック
エクオールは体内には蓄積されないため、エクオールを作れる人でもこの量の大豆製品を
毎日食べる必要があります。
・エクオールが作れるかどうかはどうやって知るの?
エクオール検査キットで理想的は量の「エクオール」が作れているかを尿検査で測定することができます。腸内細菌は食事や生活習慣だけでなく、年齢とともに変化するので年1回のチェックがおすすめです。
・エクオールを効率的に摂取する方法
大塚製薬から発売されているエクエルは1日あたり4粒飲むことでエクオールを10mg摂ることができます。規則正しい生活を心掛けながら、エクエルを試してみるのはいかがでしょうか。