マスク熱中症に注意しましょう!

 

新型コロナウイルス感染防止の3つの基本(①身体的距離の確保、②マスクの着用、③手洗いの実施や3密を避ける)を取り入れた新しい生活様式になってから2度目の夏となりました。

今回はマスク着用によりリスクの高まる、熱中症についてご紹介します。

 

 

◎なぜマスク着用で熱中症のリスクが高まるの?

 マスクを着用すると…・皮膚からの熱が逃げにくい

           ・口腔内の渇きをあまり感じないため気づかないうちに脱水になりやすい

           ・体温調節がしづらい

                     などの理由で熱中症になりやすいと言われています。

 

◎予防・対策は何をしたらいいの?

・暑さに負けない体づくりをしよう!

 バランスのよい食事、十分な睡眠が暑さに負けない体づくりの基本になります。また毎日体温測定をし、健康チェックをするなど日頃から体調管理を心掛けましょう。体調がわるい日は無理せず自宅で静養することも必要です。

 

・水分をこまめにとりましょう!

 のどが渇いていなくても、こまめに水分をとりましょう。お茶や水でも大丈夫ですが、大量に汗をかいた時は経口補水液などの塩分や糖分を含む飲料がよいです。入浴前後や起床後もまず水分補給をしましょう。

 

・室内・睡眠環境を快適に保とう!

 通気性や吸水性の良い寝具を使ったり、エアコンや扇風機を適度に使って睡眠環境を整え、寝ている間の熱中症を防ぐと同時に、日々のぐっすりと眠ることで翌日の熱中症を予防しましょう。枕元に飲み物を置いておくのもおすすめです。

 

・衣服を工夫しよう!

衣服を工夫して暑さを調整しましょう。衣服は麻や綿など通気性のよい生地を選んだり、下着には吸水性や速乾性にすぐれた素材がおすすめです。また帽子をかぶったり、日傘をさして直射日光をよけましょう。

 

・冷却グッズを身につけよう!

冷却シートやスカーフ、氷枕などの冷却グッズを利用しましょう。首元など太い血管が体の表面近くを通っているところを冷やすと、効率よく体を冷やすことができます。