ストレスと食事。
ストレスと食事。一見あまり関係ないように思われがちですが、日本人の食生活の欧米化に伴い、大きく変化したことにより、現代人がストレスに弱くなったという説もあります。私たちの体はストレスを感じた時に必要な栄養素を消費してストレスから身を守ろうとします。その栄養素が不足しているとストレスを感じやすくなったり、弱くなったりします。ですから、ストレスと食事はじつは蜜接な関わりがあるということになります。
《必要な栄養素》
ビタミンB群
神経機能を正常に保ち、疲労感を軽くする働きがあります。
<多く含む食品>
豚肉・納豆・卵・うなぎ・魚・玄米・緑黄色野菜など
ビタミンC
ストレスに対抗するホルモンを作る原料となり、ストレスの耐性を高める
働きがあります。
<多く含む食品>
野菜・・・ブロッコリー・じゃが芋など
果物・・・みかん・いちご・キウィフルーツ
ビタミンE
自律神経を調節して、気持ちを安定させる働きがあります。
<多く含む食品>
アーモンド・かぼちゃ・うなぎ・アボカドなど
カルシウムやマグネシウム
神経や筋肉の興奮を押さえて調整し、気持ちを落ち着かせる働きがあります。
<多く含む食品>
牛乳などの乳製品・豆腐・納豆・小魚・海藻・玄米など
もちろん、栄養素をとるだけでなく、欠食をしない、規則的な食事時間、
楽しく食事をするといったこともストレス緩和につながります。