節分の日
節分は各季節の始まりの日(立春・立夏・立秋・立冬)の前日のこと。
現在では、立春の前日(2月3日)を節分と言います。
◎どうして豆をまくの?
穀物や果物には邪気を追い払う力があり、豆をまくことで邪気(悪いもの)を払い、福を呼び込むと考えられているからです。
また、鬼の目に炒った豆を投げつけて鬼退治ができたという説や、魔物(鬼)の目の文字をとって「魔目(まめ)」になるという説もあります。
◎どうして「鬼は外、福は内!」って言うの?
鬼というのは、人の心に住んでいる悪い気持ちを指します。怒ったり、欲張ったり、悪いことをしてしまう心です。
そんな心の中にある悪い心を外に出すために「鬼は外」と言い、1年間病気などにかからず、無事に過ごせることを願って「福は内」と言います。
◎柊鰯(ひいらぎいわし)とは?
柊鰯(ひいらぎいわし)とは、魔除けのために飾られます。
昔から、臭いものやとがったものには、魔除けの効果があるとされていて、節分の場合は、焼いた鰯の頭を柊の小枝に刺して作ります。
◎恵方巻とは?
恵方巻は、その年の恵方(幸運を招く方角)を向いて丸かじりすると願い事が叶い、無病息災や商売繁盛をもたらすとされる縁起の良い太巻きです。
2020年の恵方は「西南西」です。
今年の節分の日には、豆まきをしたり、西南西を向いて恵方巻を食べて福を呼び込みましょう!