骨粗しょう症

骨粗しょう症とは骨の量が減ることにより骨がもろくなって骨折しやすくなる病気です

原因
加齢、閉経による女性ホルモンの減少、栄養不足、運動不足、喫煙や過度の飲酒、他の病気や薬によるものがあります

予防(治療以外の方法)
食事では、ビタミンDやビタミンK、タンパク質をカルシウムと一緒に必要な量を摂ることが大切です
食品はできるだけ偏らないように注意し、さまざまな栄養素をバランスよく摂るようにし、禁煙と飲酒量を適量にしましょう
さらに歩行を中心に日常的に運動をして適正体重の維持を心がけて痩せすぎないようにしましょう

骨粗しょう症の治療薬
 骨粗しょう症の治療の目的は骨折を予防することです

骨折予防効果を発揮できるまでの服用期間は、1年~数年かかります
一人ひとり骨折のリスクは異なるため、はっきりとした服用期間の決まりはありませんが、一定の骨密度以上に達した方で骨折リスクが低い方は、薬の服用を中止できることもあります(医師とよく相談してください)

効果がわかりにくいため、継続的に骨粗しょう症の治療を受けている方は少なく、途中でやめてしまう方が多数います
自己判断で骨粗しょう症の薬の服用をやめてしまうと、薬の効果が期待できなくなります その結果、骨折予防効果を得ることができず、逆に骨折を起こしてしまう可能性があります

継続して服用することが大切です
いろいろな薬があります
できる限り治療を継続できるように、薬剤師に相談してください