冬至の日

冬至は毎年12月22日前後にあり、今年は22日です。1年で一番昼が短く、夜が長い日です。

 

◎なぜかぼちゃを食べるの?

昔は冬至の時期まで保存の効く野菜は少なく、冬に食べられる野菜はほとんどありませんでした。そんな中、かぼちゃは切らずに丸ごとのままなら長期保存ができ、食べ物に困る冬に重宝され、寒い冬を無事に乗り切れるようにと願いを込めて食べられていたようです。

実際かぼちゃにはカロテンが豊富に含まれており、カロテンは体内でビタミンAに変わってウイルスや細菌などに対する免疫力を高めてくれます。

 

 

◎「ん」が2つ付く食べ物を食べる

「にんじん」「かんてん」「れんこん」「ぎんなん」「きんかん」「うんどん(うどん)」「なんきん(かぼちゃ)」などを指します。これらを食べると病気にならず、幸運が訪れるという言い伝えがあります。

 

 

◎小豆粥を食べる

冬至に食べる小豆粥は「冬至粥」とも呼ばれ、冬至の翌日から運気が上昇するよう願いを込めて食べられていたようです。小豆にはビタミンB1が豊富に含まれ疲労回復を助けてくれます。

 

 

◎なぜゆず湯に入るの?

・ゆず湯に入って体をきれいにして、いい一年を迎えるという意味

・ゆずは実るまでに長い年月を要することから長年の苦労が実りますようにという願いを込めて

・ゆずの木は寿命が長く病気にも強いため、無病息災を祈って

                         など諸説あると言われています。

ぜひ今年の冬至の日にかぼちゃを食べたり、ゆず湯に入って、よいお年をお迎えください!